とあるセクラバの備忘録
今年はまだ一か月残っているがいろんなことがあった年だと思う。
年明け早々の健人君とKing&Princeの平野君の匂わせ(これは結果ドラマであったのだが)から始まり、アルバム「POP×STEP」の発売、長年お世話になったポニーキャニオンさんから新レーベルTop J Recordsへの移籍、新レーベル一発目のシングル「RUN」の発売、松島聡くんの復帰、約二年ぶりの5人でのシングル「NOT FOUND」の発売と10周年yearの突入などこのほかにもまだまだあるけれど、とにかくいろいろあったな年だと思う。
ただ良いことばかりではなくて、世界的に猛威を振るっているウイルスの影響で健人君のドラマの開始時期が遅れたり、シングルの発売時期が決まらなかったり、一番大きいのは今年の春予定していたツアーの中止ではないかと思う。結果配信ライブに切り替わりはしたけどきっと彼らが今年届けようとしていたものとは少し違うんだろうなと思っていたりする。
まあこんなこと書いているがこれは前段である。
私が本当に書きたいことはこれとは少し異なったところにある。
ただ私自身が今感じているこの感情についてどこかに残しておきたい。そう思い綴っている。
ここからはしがないセクラバ歴3年目の人間の戯言である。
私の推し人生はジャニーズから始まりアニメやゲームなどの二次元にハマり、またジャニーズに戻ってきたといういわゆる出戻り人生である。
どういう経緯でこうなったのかがあった方が分かりやすいのかもしれないがここでは割愛させていただく。
ジャニーズ一筋の人間ではないということを頭に入れていただいたほうがこの後の話の流れがくみ取りやすいと考えたためである。
私は正直今年SexyZoneとセクラバの皆さんが一緒になって何かを作り上げているときに
ほとんど何もしなかった。
TV番組だって録画してあるけどまだ見てないし、リアタイなんてもっての外。
よくセクラバの皆さんがやるハッシュタグもろくにやらない。そもそもツイートもしない。
シングルもアルバムも一応全形態買ってるけどそれだけ。去年までは全部してたのに。一切しなくなった。
多分当時の私は疲れていたのだと思う。
TV番組に出ればツイートをして、ラジオをしているときはリアタイして聞きながらのツイート、その時にトレンドに入ってるのか、CDが出ればオリコンとビルボを気にしてツイートとYoutube再生、オリコンがやばそうなら追加でCDを買う。
常にいろんなことにアンテナを張り続ける。
みんなやってるから、セクゾのこと応援したいから、好きだから。ただそれだけで動き続けていた。いつからかそれが義務のようになり、しんどさが増していった。
ただそれから逃げたかった。
だけどそれはどこに行っても変わらなかった。
最初はどんなにいろんなことがあっても楽しかった。好きだからという気持ちだけで何でもできた。だが、どの界隈にいてもその人達やそのコンテンツ自体が好きな人がいてその人たちが平気でこなしていることをやらなくてはという固定観念に縛られ続けた。結局その固定観念を捨てることができない私にとって誰かを推すという行為はいつかしんどさを感じてしまうのだろうなと気づいた。
コロナになってライブがなくなってこのままSexyZoneのこと降りるかもしれない。
でも降りるには彼らに向けている感情が大きすぎるのだ。いつも言っている「時代を創る」というその言葉。私はその言葉を信じているし、その言葉を現実にする背中を押したいと思っている。その時代が来た時にはSexyZoneとたくさんのセクラバさんたちと一緒に笑いあっていたいという思いは持ち続けていたから。
そのくせそのための努力はしたくない。都合がよすぎて笑える。
レーベルを移籍して一発目のシングル。しかも健人君のドラマの主題歌。大事だということは分かっていた。それでも私は彼らの背中を押すようなことは何もしなかった。相変わらずTV番組は見ない、ツイートもしない、とりあえず全形態分のCDだけは買う。本当に最低ラインのことしかしてなかった。今年SexyZoneが一番背中を押して欲しかったであろう時期に何もせずただ他のセクラバさんが頑張っているのを横目で見ていた。なのに配信ライブを見てまた推したくなったから推す。なんて自分勝手何だろうと思う。
SexyZoneは変わらず、いや、前に進んでいたというのに。
ふと思うのだ、今平気な顔してSexyZoneのことを推しているけど本当はそんな資格ないのではないかと。
みんな真面目でまっすぐだから。ストレートに気持ちをぶつけてきてくれるから、そんなに大した人間じゃないのに。私はあなたたちに何も返せてないのに。そしてきちんと返すことができている人を見ると申し訳なさがこみあげてきて、セクラバなんて名乗る資格ないなと思ってしまったのだ。
そう思うのならちゃんと返せるように努力すればいいと思う方もいるかもしれない。でも、今の私にはそれを返せるほど余力がないのだ。
今年の夏
大切な人が遠い場所へ行ってしまった。
もう二度と会うことができない遠い遠い場所。
私はまだそれを乗り越えることができていないのだ。
ふとした瞬間に涙がこぼれそうになってしまうほどには。
そして多分私はSexyZoneとその人を少し重ねているのかもしれない。
普段過ごしているときにはそんなこと思ったりしない。
ただ、ふとした瞬間にこんなにもたくさんのものを貰っておきながら何も返せていないと。
貰ってばかりで何か返したいの現状に自分が弱いせいで何も返せてないと。
このぐちゃぐちゃでどうにもならない感情を抱えながら日々を過ごすしていくのだろう。
いつかこの気持ちにけじめがついたら、ほんの少しでも何かが変わっているのかもしれない。
「時代を創る」その決意を胸に
走り続ける5人をこれからも応援していこうと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ただ自分が考えていることやその気持ちをそのまま書いているので推敲も校正もしておりません。そのためとても読みづらい文章だったと思います。
それでも最後まで読んでいただきありがとうございました。
この文章を読んだ皆さんが、私のようにならずに、
純粋に好きな人のことを好きと言って、応援できますように。